▼第6回　「珈琲」　2002年11月10日〆切
　　　　　　　　　　　
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この一杯が あるとないでは大違い 小さいけれど確かな幸福

雨ふりの ひとつ良いとこ。 珈琲の香りが強く感じられること

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秋の日はどうにも苦手でしかたない。ごまかすための無数のカフェオレ。

きょうこれで何杯目だろと首かしげ、大ぶりのカップ、たっぷりのアメリカン。

カフェオレを飲ませてもらう、口移しで。そんな小説がありましたよね。

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インスタントコーヒーだけはいつだって私の味方だ、何があろうと。

泣きながらコ−ヒー味の飴もらい、まるで樫部さんだとひとりごち。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　むしゃ
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甘く苦い　無口な君の　ひとセリフ「またね」のキスは珈琲の味　

一人住まい　ハードボイルド決め込んで
洗濯ためてもドリップコーヒー

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サニーデイ聞きながら飲む珈琲の湯気の向こうに君のある幸  （*�@の返歌）

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紅茶飲む私に苦くて飲めないと　コーヒーたのむ君のおかしさ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　チャイナ人形
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「珈琲の朝・晴」

テーブルの珈琲カップに白き湯気、サニーデイ聴く休日の朝   *�@

「珈琲と恋愛がともにあればいい♪なんていいねっ」て、ずっと言ってたい

湯気消えた珈琲カップは忘れられ、僕は昔のこと思うばかり


「珈琲の朝・薄曇」

珈琲が沁みゆくときはとまっていく過去が身体を筒抜けていく

僕はずっと女のことを考えているのです、ただ宙に目をやって

珈琲は夜を司る黒魔術、朝は夜へと変えられていく

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砂糖なし珈琲飲んで、もう大人っ、なんて思ってた21歳　（*�Aの返歌）
 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　パキラ☆
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眠れない晩に淹れた珈琲の香りは夜を深く濃く染めて

とっておきの喫茶店で飲むウィンナー珈琲
いつも火傷して決まらないね

珈琲に憧れていた、少女の頃。
ブルマン　キリマン　異国への憧憬
 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ルル
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珈琲の カフェイン苦手な 私は どうしよもなく 胃酸過多

たっぷりの ミルクを入れて 初めての 珈琲飲んだ 背伸びした冬  *�A

一杯で 寝れなくなるから 読書する 匂いだけでも 眠れない
 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こおり
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珈琲を　白く染めるか　牛の乳

変わりゆく　黒き不良性　おかしけり

秋の陽の　我らつがいが　碗の中
 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　HEIZOU
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