2004年9月4日(Sat) ブラガ→ギマランイス→ポルト→リスボン
『クールな山城のある町』
ブラガからギマランイスへの移動。この日はブラガからリスボンに戻る予定で、一挙に戻れば問題のないところを、折角ポルトガル北部まで来たのだからと欲張って足を伸ばすことにした。ギマランイスまでは一時間ほど丘陵地帯をバスで抜ける。バスがぼろくて、ちょっと車酔いしてしまった。
荷物をバス会社に預けて、ギマランイス観光。町の名前からして不可思議。初代のポルトガル王が生まれた町で、一応世界遺産みたいだ。お城と城砦が見所。特に城砦は10世紀につくられたものらしい、城というよりは山城風の雰囲気。巨石が白の壁にくっついていて、なんだか面白い。かなりシンプルなつくりなのだが、10世紀であれば、大砲や銃器もなく、とりあえず刀剣と弓矢の戦いだっただろうから、壁さえ高ければ用は足りたのだろう。おまけで来たにしては楽しめた。
バスまで時間があって、日本で言うところのカフェでハンバーガーとワインを飲食。若手オーナーがつくった店のようで、けっこうセンスがよくて、楽しめた。オリーブが上部に旗のように刺さったハンバーガーも重層構造だったしね。でも店の雰囲気の中、ワインを飲みすぎたのがよくなかった。店を出てから、路がわからなくなって、危うくバスに乗り遅れるところだった。最後は走って滑り込みで乗り込んだ。これじゃオトナの旅が台無し。まるで銀河鉄道999だ。「早くしないと、もう汽車が出ちゃうわ」みたいな感じで。
ポルトまでバス。さらにポルトから特急電車で3時間リスボンへ。日本で言えば、大阪−東京の移動の感覚かな。ロシオ駅のそばに宿をとる。便利この上ないけれど、バスの栓はないは、テレビは壊れているはで、ちょっと不満な宿だた。大都市はやっぱり予め予約に限るのかなぁ。
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