2000年1月から3月のダイアリ
2000年3月31日(金)
一年の最後の仕事は都庁のマシンのリプレイス。
F社の高給SEがOS等のセットアップして、その後のシステムの設定するはずだったのに、F社がはまりにはまって、結局何の仕事もできなかった。
それにしても無力。
早く実力つけて、「ここ間違ってますよ」なんて指摘したいところなんだけど。
まだ千里の道。
家帰ってくると、部屋が綺麗に整頓されている。
パソコンにワインをこぼしたことも許してあげようかな?
2000年3月30日(木)
弟が遊びにやってきた。
東京でサラリーマンやってる僕とは随分と世界がちがくなってきたね。
弟というより何処かの外国人が来た感覚だ(笑)
写真の数だけで膨大。
見るのも大変さ。
2000年3月29日(水)
渋谷と新宿を行ったりきったり。
広告のデザインにちょっと感心しちゃったり、春の雰囲気に包まれた街に胸おどったり。
あとは都庁にこもりきり。
帰りに部の飲み会にちょこっと顔出して、おうちまでまっすぐ。
ここ2日睡眠不足気味でちょっと脳にきりきり虫。
夜、この前の後輩が泊まりにくる。
エバンス聴きながら、の〜んびり話す。
2000年3月28日(火)
帰りの電車で江国さんの「流しのしたの骨」よむ。
装丁がなかなか素敵ですよね。
彼女の文章には心の襞をそっと触れるような女性らしい透明感があるのだけど、読んでる場所があまりに正反対で笑っちゃったよ。
うちの会社の名前に最近上に居座った親会社の名前が入るらしい。
小魚は大きな魚に食われるのが世の倣いらしい。
器が小さくても大きくても僕は僕、変ることはないさ。
2000年3月27日(月)
夜仕事してて、さてジュースでも飲んで血糖値あげよ。と財布だして中覗くと、6円しかない。
どんな国だって、これっぽちじゃ何も買えないよな。
今(1時)、夕食にするのだけど、なんとトーストであります。
でもね。休日に煮ておいたビーフシチューがあるのさ♪
なんだか元気でてきたぞ。
よしワインも飲んじゃえ。
2000年3月26日(日)
銀座まで出掛けて、ベルトリッチの新作「シャンドライの恋」観てきた。
この人のは「暗殺の森」と「ラストエンペラー」に「シェルタリングスカイ」に「リトルブッダ」ぐらいしか見てないのだけど、スケールの大きさや緊張感といったものはそれらと比較すると小さいかな。
でもやっぱりアフリカ人の女の子が出てきて、ピアニストの緊張感のある弾き合いが見事な効果だしてるっていうところはベルトリッチらしいということになるのかな。よくわからないけど。
ピアノの音は脳裏まで入ってきたけど、結局まあまあだなくらいの感想かな。
老舗は冒険はせず、収まるところに収まっていくのかな。
きっと批評家を職業となす人々も初期の「暗殺の森」あたりを評価して、あとは落ちるのかもしれないな。
ふむ。
今日はサボテンの種を蒔いてみました。どうなるか楽しみ。
2000年3月25日(土)
上京1周年です。うむ今日はケーキでもかってこよ〜かな。
一年前、タイにいってて病気になって、部屋についた早々寝込んでた。
始めての一人くらしで(それまでは実家と共同生活)不安抱えていきなり病気だもの。
病院に行く力もなく、ただジュースだけ飲んで3日間過ごしたんだ。
下痢と悪寒が止まらなくて泣きそうだった。
PHSは札幌に忘れてくるし、世界の中で一人ぼっちだったよ。
そんな初めの一歩を忘れるまい。
新しい掲示板(DTI)あげました♪
タイのトレッキングもUP!
2000年3月24日(金)
午前中は社内研修でそのまま同じ課の韓国人のおじさん(タッチおじさんに似ている)と二人で台湾屋台料理の店いく。
なかなかひょうきんなキャラクターの人なので結構好きなんです。
午後は係長とYH市へ。
10分ばかりで終わり、氷川丸のある港の夜景を見にいった。
なんだかトレンディードラマ的な風景だ。
前から歩いてきた女の子が何もないところで見事に膝から転んでいた。
「あの歳の女の子はどんなところでも転べる」
なんていう係長の言葉も意味深で笑っちゃった。
春の異動の噂ちらほら。
係長もタッチおじさんも異動なんだそうだ。
時も場所も変わる。
もっとしなやかにならなきゃ。
2000年3月23日(木)
池澤夏樹の「マリコ/マリキータ」という短編集。
最後の「帰ってきた男」という短編がなかなかよい。
未知の遺跡を探しにいく話なんだけど、こういう話になると夏樹氏の本領発揮ですね。
自然と人間との対話を語れば彼の右にでるものはいないのかも。
明日の電車の中で続きよむんだ〜。
楽しみ。
そして早くも週末なんだ。
2000年3月22日(水)
もう3月も後半ということで、コートを脱ぎ捨てた。
抜け殻から飛び出た蝉のように身体も軽い、心も軽い。
お昼はいつも一緒の先輩がいなかったので一人で喫茶店へ。
珈琲飲みながら、昼の時間の流れをいとおしく思いながら、本のページめくるのもよい。
ぱっと顔上げたらカウンターを隔てたとこの女の子した店員と目が合う。
「ごちそうさま」って、その瞳に言うんだ。
会社のMY PCのIEのバージョンをあげたら、ダイヤルアップなしにネットつなぎ放題になった!。
さすがに仕事中は柔らかいページ見ることはできないけれど嬉しい。
他の先輩達はそんなことはなく、「あとで請求くるよ」と口惜しみいってる。
目黒川沿い、靴音響かせて歩いて帰ってきた。
数週間たてばここも夜桜が映えるだろう。
picさんに続き、J's Barともリンク。夢のようだ。サンキュッふりふりさん。
2000年3月21日(火)
ピアノの音っていい。
心の井戸水に酸が入って波立ったとしても、静かに緩やかに中和するもの。
そして眠りがそっと訪れる。
2000年3月20日(月)
今日はとても風の強い日でしたね。
こんな風の日には…
友達と渋谷でライブ見て、服屋を色々回ったりしました。
(といっても私服は休日のみだから、結局買わずじまい)
パルコでユリイカと青猫とコーヒーミルとCDBOXをゲット。
「おいしい生活」糸井さんもさぞ満足でしょう。
珈琲飲んでたら、綺麗なショートカットの子がいて友達がみとれてるので、
「君も綺麗さ」
なんて言ったでしょうか。
横にはまたしても今田耕二氏。
この辺りをフィールドにしてるのかな(笑)
今は、ananなる雑誌を読んでるところ。
やっぱ男運あげないと駄目だよな…(笑)
フレームの設定をちょっといじったんだけどわかるかなぁ。
2000年3月19日(日)
ず〜っと家にいました。
現代は家にいても何でもできるのだ。
そして驚くべきことにパジャマで一日を過ごしたのでした。
病気でもない限りこんなことって普通ないよな。
もしかしたら今この地球上に僕しかいないかもしれない?なんてことはないな(笑)
昨日は色んな人と話したからこんな日もありだよね。
そして一人で谷川俊太郎の詩なぞパラパラ読んでいるのです。
山旅ひとつUPしました。
友達とドライブいきたくなるような山旅です(笑)
早く作れよなというわけで「りんく」ページつくりました。
これで行き止まりページを返上です。
なかなかいいBBSみつけて設定しようとして、ある事実を発見しました。
ぼくの使ってるプロバイダー(DTI)でPerlが使用不可だということを。ショック。
でも、ふりふりさんのようにDTIでもやってる人もいる。フィールズ賞ものだよ。
2000年3月18日(土)
オフ会なるものに初めていってきました。
いつもチャットしてる人たちと初めて会ったわけだけど、ほとんどの人が僕のイメージとは違ってたよ。
なかなかびっくり。
みんな学生のノリでこりゃついてけないかとも一瞬感じたけど、自然に肌の方に合って最後は楽しかったです。
みなさん、これからもよろしく。
そして未だ見ぬ皆様もよろしくね。
…それにしても皆タバコ吸いすぎ。煙が目に沁みました。
2000年3月17日(金)
君はとても迷ってるね。
そして窮しているのだろうね。
世界は広いのだから。
もっと色んな扉があって色んな可能性があるのだから。
大丈夫。
たった一回の人生なんだから好きなように生きてきゃいいさ。
偉そうに言う奴に限ってたいしたことないのさ。
あはは、って笑ってやれよ。
空は広いのだから、自由に飛べばいいよ。
そんな鳥のほうがぼくは好きだな。
2000年3月16日(木)
放浪中の弟の旅もいよいよ大詰め。
ヒマラヤ入りだそうだ。
アンナプルナとはどんな山容してたっけ。
母親が電話で言うには、「卒業したらワーキング・ホリデーでカナダを狙ってるみたいよ」
とのこと。
ふむ。そんな人生も悪くないよな。
母もマイレージで今年は初の海外に行こうとしてるらしい。
「何処行くの」
「オーストリア。ラリアじゃなくてリアよ」
「わかってるよ…。でもなぜ」
「ヨーロッパの中でいきたいのはやっぱりオーストリアとベルギーって決まってるの」
「???」
この親にしてこの子あり。
2000年3月15日(水)
都庁の帰り、課長とバスの中で、課長の10年くらい前の留学の話となる。
「あのときはエジプト人とルーマニア人と部屋をシェアしてたんだ。今は大江健三郎が住んでるらしいよ。」
「へ〜、大江健三郎って海外にいるんだ〜」
「俺が留学してたときは村上春樹がいたよ」
「・・・!プリンストン大学?見ました??」
「道ですれ違ったくらいだね。奥さんの方は語学教室で一緒だった」
「村上陽子さん?」
「そう、さらっと髪の長い人」
う〜む、世界は狭いらしい。
2000年3月14日(火)
鼠のことば
「俺は俺の弱さが好きなんだよ。苦しさやつらさも好きだ。夏の光や風の匂いや蝉の声や、そんなものが好きなんだ。どうしようもなく好きなんだ。君と飲むビールや……」
…彼は羊の分身として自分を超越できる生活よりも死を選ぶ。
ありのままの自分を認め、それをこよなく愛することができるのは素敵なことだ。
春樹氏は確かに自己の世界を頑なに守っていて、周りから見ると多少偏屈な気もするのだけど、
自分のことをそれでいいじゃないか。それだから自分なんだ。
と彼の本の人物たちは語りかけてくれる。
それは救いでもあったし、マイナスをプラスの見方に変えるものだったんだ。
2000年3月13日(月)
UA気分でビール飲んでる。
なんか最近めちゃくちゃ飲んでる気がする。
おかげで少しは肉が体についてきたんじゃないかな。
やや嬉し。
今のところ全然太りそうもないのだけど、いつかうちの親父みたいに恰幅よくなるのかな。
あるがままに美しく歳をとれたらいいね。
って何だか20代の言葉じゃないな(笑)
2000年3月12日(日)
建築志す友達と落合にある傳DENというCafeにいってきました。
ある建築家(名前もう忘れた)のつくったアパートの一角にあるんだけど、建物がパティオ式に形成されていて、Cafeもそのパティオに面した作りになっている。
中庭には奥に小さな水辺があり、整形的な石面の周りに下草を配していて、それがちょうどCafeと同じ高さにある。
中庭や建物への採光のとり方がとてもうまくて、落ち着いて物を考えれそうな空間だった。
学生時代に戻った気分でLandscapeDesignのページめくるのでした。
また、いこっと。
それから神田川を歌を歌いながらお散歩。
桜が早くも咲き始め、メジロが枝から枝へと移り、あたりには桜餅の香が漂っていた。
(桜餅の香が桜の香のわけなのだが・・)
最後に早稲田大学で夕陽みておしまい。
次生まれ変わったら、ここの大学で文学勉強しようかな。って僕じゃ無理?
2000年3月11日(土)
前から気になってたタイ料理のお店いってきました。
春雨サラダが辛くて、火を噴きました。
コリアンダーが懐かしかった。
ビデオで「ガッチョ・ディーロ」という映画みました。
フランス人の男の子がルーマニアに父の形見のテープの歌手を探しにいくという題材。
「黒猫白猫」もそうだけど、底抜けたおかしさが妙に乗った音楽とともに映画を膨らませる。
ジプシーとしての抑圧された世界が逆に人間性のままに生きていくということに直結させてるのかもしれないね。
ということでなかなかお勧めです。
2000年3月10日(金)
YH市のシステム講習もおわり。
週末はきっかり週末ということでやったね。
羊をめぐる冒険にはいったけど、うむ、ここでは春樹氏の巧さが前の2作に比べ際立つ。
前2作が彼の心との対話から出てきた文章であるのに対して、この作品は読者に向けて狙ったような落とし穴的文章と構成だ。
ぼくらは簡単に落とし穴に落ち、うむむとあるいはにやりとするのみ。
処女作は真夜中の台所で書かれたという。しかしこれは図書館で書いたような巧さだね。
村上春樹はずるい。ずるい。だけど惹かれてしまってど〜しよもない。
さて、友達迎えに駅まで行ってきま〜す。〜☆
2000年3月9日(木)
今日は誰かさんの誕生日。
去年は桃色のバラの花おくったのにな。
今じゃ君が何をしてるかも知らない。
もしかしてまたバラの花がおくられてくるのを待ってたりするのかな。
そんなことないか・・・。
前向いて歩こうとしてる。
でもときどき後ろ振り返ってしまう。
全ては淡い靄の中に隠れてしまって、一年前に好きだったものにさえ手を伸ばせない。
2000年3月8日(水)
YS市へ。順調順調。
東京よりは空気がいいせいなのか、ほんわかした風景のせいなのか電車乗ってると何だか落ち着くよ。
会社に戻ってきたら、駅のところでTVカメラがいっぱい動いている。
惨事が起きたんだね。
家帰ってから、久しぶりにテレビつけてみた。
原因ばかりに焦点が当たってた。
事故に遭った方はどういう人生で、どんな一日おくるはずだったのだろう。
そんなこと考えてみる。
2000年3月7日(火)
熱いお風呂、ピアノの優しい音、そっとスープをそそる。
窓際のサボテンが「今日はどうだった。」って話しかけてきた。
「上等な一日さ」
「明日もがんばるよ」
2000年3月6日(月)
「1973年のピンボール」電車の中でそっとページめくる。
そういえば東京出て働いたら、こんなBarでグラスをカタンと揺らすんだなんて考えてたっけ。
すっかり寝静まった町を、家路たどってる途中でふと気づいた。
ぼくは、J's Barそのものに入り浸りじゃないかって。
2000年3月5日(日)
日曜の朝というのにパンを切らして、六花亭という札幌の銘菓を食べる羽目になってる。
友人の結婚式のために実家に戻ってる友達と優しく電話で会話。
昨日の電話は声が疲れで張り付いててごめんね。
ぼくのページも300カウントいきそな気配。
一週あたり100というのもなんか凄くなってきたかな。
(J's Barは10000/週らしいけど)
そういうことで頑張って、山旅増やしました。
素敵な旅ですから読んで下さい。
こういうもの書いてると、あの生活に戻りたくなります。
山への想いが再認識できて、思わず笑っちゃいます。
山小屋(サークルでもってる小屋。)にいきたいな〜。
このページにきてくれる人たちと一緒に行けたら素敵だな〜。
これから仕事いってきます。一挙にかたづけてくるね。
2000年3月4日(土)
今日は昨日のつづき・・。
誰か僕に春休みを分けてくださいな。
2000年3月3日(金)
春のにおいってある。
それはぼくの記憶中枢を刺激させ、昔の記憶を甦らせる。
朝の澄んだ空の下、会社へ向かう。
今日は一日中、文書(300ページ)の修正。
PC越しに代官山のとある公園がのぞめる。
こんな天気のいい日には犬の散歩も物想いも恋わずらいも楽しいものだろう。
やがて静かに夕刻がおとずれ、そして闇の深みに消えた。
かわって渋谷の明るいネオンが山の向こうから青く光りだす。
さすがにぼくはいったんPCを離れ、横のベーグル屋へ。
角のテーブルで風の歌を聴けなんか読んでた。
ベーグルをナイフで切るのは難しいけど、店員の子はとびっきり可愛い。
物語はいつだって、そこから始まるんだ。
2000年3月2日(木)
ふむ〜眠い。
今日も夢の世界へ・・。
2000年3月1日(水)
3月1日は解禁日!?ということで、再び残業終電生活に戻りそうな気配。
おとなしく寝ま〜す。
2000年2月29日(火)
4年に1回の日ですね。
昨日、後輩と4年前は何してたっけって話してたら、
そうさ僕らは山に行ってたんだよな。
阿寒湖周辺の山を巡るという計画をぼくがリーダーとして出して、彼はそれにエントリーしてくれたんだ。
その準備参考として、ホロホロ山から徳舜別岳という山を縦走したんだ。
初日はとても天気がよくて、眩しく光る雪原のむこうに白く尖った徳舜別岳が見えた。
翌日から天気は荒れに荒れ、テントでそっと時をまった。
そして束の間天気が落ち着いた日があった。
チャンスとばかり、一挙に山を越えようとしたのだけど、そこで待っていたのは女神ではなく死神だった。
何気ない雪壁で2年生が滑落し、その動揺もおさまらない中、ぼくらは白い主稜上でホワイトアウト状態におちいった。
雪を伴った風は荒れ狂ったように稜線を吹き抜け、視界は消え、足元以外には何も見えなくなった。
上級生たるぼくは一人なら帰れる自信はあった。
でも1年生が二人いた。
彼らが「もう駄目です」と言ったら、そのときが僕の命も終わるときになるだろうと、脳裏を掠めた。
一歩一歩ぼくらは歩み、背後でぼくらを捕まえようとする死の匂いから逃れた。
どうにか稜線を抜けたとき、吹雪を裂いて、太陽の白い光がさっと差し込んだ。
ぼくらは助かったのだ。
・・・・
そして僕らはその4年後、暖かな部屋の中でワインを飲んでいた。
2000年2月28日(月)
今夜は札幌からサークルの後輩が泊まりにきてます。
ワイン飲みつつ話きいてます。
就職活動もなかなか大変みたいだ。
うちきていきなり、リクルートのHPチェックしてたのには苦笑。
まぁ頑張ってね。
2000年2月27日(日)
一日中家にいて、干したふかふかの布団の上で本読んだり、HPつくったりしてた。
う〜ん、春樹氏の新刊、重くないですか?
ぼくが物事の本質を見極めようとしたくないだけの話なのかもしれないけれど・・。
それにしてもキース・ジャレットの新しいアルバム「Melody At Night,With You」、この音は胸に沁みます。
大事な大事な想いみたいなものが優しく心の井戸にさざなみを立てます。
ほんとにたまらないよぉ・・・。
お待たせしました。ようやく山旅1つUPです☆
2000年2月26日(土)
シネマライズで「ブエナ・ビスタ・〜」を観てきた。
キューバ音楽の巨匠たちを集めていく形のドキュメンタリー映画。
前半がピアニストやギタリストたちを水滸伝形式に紹介していくわけだけど、映画の趣旨が最初わからないから結構眠い。
彼らの音が眠りに誘う。
ライ・クーダがその目的を語りだし始めた時点で映画は急に鋭くなっていき、最後はなかなかいい。
ぼくが思うに、この映画の焦点というか目をライクーダに当てたほうが面白くなったのではないかと思うのだけど。
どうです?ヴィム・ヴェンダースさん?
友達は「いや、このままがいい」なんていってHMVでサントラ買ってたけど。
ようやく旅日記ひとつ(メキシコのバス旅)UPしました。
ちょっと読みにくいかも。工夫しなきゃね。
2000年2月25日(金)
牛蒡を使った料理ということで、鶏肉と人参とぐつぐつ煮物。
あと昆布だし加えて、椎茸入れたら美味しかったろう。
煮汁が牛蒡に染みこむ間、サニーデイサービスの愛と笑いの夜聞きながらビア飲む。
本のページをめくりながら。
みどりって、とてもいい子だね。
心から好きになれそうだ。
ぼくは世界とずれているような生き方をしてるがゆえに、みどりや直子を緩衝的に包みこむことができるんだろうね。
昼ご飯はいつも会社から出て、先輩と食べにいく。
ぼくのお気に入りは阿吽(あうんと読む)という魚料理のお店。
ご主人と品の良い奥さんで営まれている。
運がよければ、内田有紀が友達という20歳くらいの娘さんにお茶をいれてもらえる。
今日はシルバーフィッシュを頼んだ。
なんか想像力をかきたてるような名前だよね。
食後、「どんな魚なんですか」って奥さんにきいたら、照れながら旦那さん呼ぶんだ。
旦那さんが言うには、「オーストリアのほうの冷たい海で捕れる魚でね。煮魚にしても美味しいよ。」
って言うんだ。
「とても美味しかったです」って言ったら、とても嬉しそうにしてたな。
でも実はオーストリアが海に面していないことを、素敵な世界地図もつ僕は知ってる。
先輩に言ったら、「じゃあ、川魚なのかな〜。」だって。
・・・サラリーマンなんかなって毎晩遅く帰ってくるより、裏通りに小さな店もって、奥さんと仲良く暮らして、魚の煮付け加減みれる男のほうが素敵だよね。
2000年2月24日(木)
今夜は夜風が身に沁みるね。
札幌の2月の夜に比べれば、たいしたことないのかもしれないけれど。
雪国の夜風は身を越え、頭蓋骨までやってきます。
余計な雑念は消え、ただまっすぐな気持ちだけが自分を支配するんです。
そして仄かな雪明りの中、踏みしめる雪の音だけがただただ際立って、耳骨から響いてくるんです。
大学時代のサークルより春休みの山行のおしらせ。
知床や日高の白い峰への強い憧れを久しぶりに思い出した。
そして肉体を凌駕するような激しい感動。
2000年2月23日(水)
よーやく研修おわったぜい。
3日間で市役所の方30人くらいに次々に話したのだけど、色んな人いて面白いですね。
一度説明するとちゃんと理解して必要とする情報を的確に質問してくる人なんかいるかと思えば、好奇心いっぱいでPhotoShopについてまで聞いてくる人までいたり・・。
PhotoShopまでさすがにわからないって・・(笑)、全然使ったことないんだから。
本上まなみは本物のほうが可愛かったかな?
2000年2月22日(火)
おっ今日ぞろ目なんだ。今、気づいた。
3年ぶりに「ノルウェイの森」なんぞ読んでます。
突撃隊はいいやつですね。
みどりもいいね。誰かさんに似てる気もする。
彼らがぼくの心の中で再びどのような和音をみせてくれるのか楽しみです。
前読んだときは余裕なんてなく、ただ心にできた深い空虚と物語中の喪失感が相まっていくだけだったのだけどね。
それにしても作品中の東京の地名が具象的なイメージを伴うことができるようになったのはとても嬉しいことです。
直子とぼくが散歩したコースなんか歩いてみるのなんてどうだろう。
2000年2月21日(月)
やっほー。
今日は早く帰ってこれたよ。
Y市でシステム講習。まぁうまくいったのでは?(システムには問題ありだけどね。)
明日もあさっても。中に本上まなみ似の人もいたりする!。
昨日、スーパーで長い牛蒡を2本(100円!)買ったのだけどどうしよう。
ちなみに当方、ひとりくらしであります。
きんぴらにするにも人参が滅茶苦茶いりそう(苦笑)
とりあえず豚汁でもつくろっか。
うらめしそうに牛蒡が長葱と共に冷蔵庫にもたれかかって僕を見ております。
あ〜今日が1週間前だったらよかったのにね。
(結局はそれか〜?。大問題なんです。)
2000年2月20日(日)
起きてすぐダイアリつけてる。
いつもはなかなか食べないチョコを一粒ずつ、珈琲交えて食べてる。
V.D.からどうも友達とうまくいかない。
小さな亀裂ができてしまった。
小さな亀裂でも水は抜けダムは崩壊するかもしれぬ。
14日のダイアリ。あれを詳しく述懐せねば。
・V.D.に重きをおいてなかったが故、君がくるの知っていながら、上司の誘いのまま飲みにいった。
・ただ君の機嫌とるために安易に「ごめん」を使っている。
・それでいて、ダイアリはすべて「天使が待っていた」の言葉できれいにまとめてある。まるで処理場の後につくった緑の芝もつ公園のように。
・全てぼくの世界を中心に回している(つまり自己中)。これは生き方の問題。
・すべて抽象的なことばつかって逃げている。これも性格的な問題、多分八方美人。
欠陥品だからもう返してしまいたいだろ?
それともうまく直せるだろうか?
とても大事なんだよ。
一人じゃとても駄目なんだ。
お願いだからそばにいて、ぼくの欠陥を手で包み込んでほしい。
今日は朝から春先に降るような冷たい雨に包まれている。
こんな日に独りで冷たい部屋にいると、東京にきたばかりの春先の不安な気持ちを思い出すよ。
もうそろそろ1年がたってしまうんだね。
ぼくはうまくやってるだろうか。
君の気持ち汲み取れてるだろうか?
2000年2月19日(土)
今日はひとりで一日すごした。
スパ食べて締めくくりだったのに、「バクダット・カフェ」みたらお腹すいてきて、またご飯炊いている。
眠くなれば眠り、食べたくなったら食べる。という当たり前の行為ができるのは嬉しいよ。
・・「バクダット・カフェ」は実は初めてだったのだけど、う〜んわからない。
いいのはいいけど、僕の中ではめちゃくちゃいいってわけでもないかな〜。
もっと人生経験を積んだら熱くなれるのかもね。
このHPつくりだしてそろそろ1ヶ月になる。
正直言って、ここまで作れると思ってなかった。
すごく自分の世界になってきたなという気がする。
自分の部屋とか自分の心の中のように。
ただこの世界(ネット)は周りが自由にコミットできる点で大きく違う。
どれくらい匿名でやるのか、どこまでの心のオブラートまで見せていいのか、けっこう難しくなるのかもしれないね。
あと旅という形式を使って初めに5つに分けたのだけど、きりんさんの指摘(けーじばん)どおり充実してきたとことそうでないとことはっきりしてきた。
山旅とか川旅というものは学生時代だったら、まず最初にUPさせたんじゃないのかな?
東京でてきてから、山や川に想いを馳せなくなってきたことを如実に示しているものでもあって、おかしくもあり、寂しくもある。
2000年2月18日(金)
人を理解するのって難しいけど、理解されるのはもっと難しいかも。以上。
2000年2月17日(木)
客先のシステムのエラーもあっけなく解消。
やったねって心の中でひとりごと。
一応海辺の街なのでお昼はお寿司。
よく目をこらすと皿がぐるぐる回ってるのだけど。
まぁ美味しかったけど、ウニは北海道には敵いません。
というより、あれはウニじゃない。
ちなみに札幌でお気に入りだったのはサーモン。
社に戻る電車の中で、ばななの「つぐみ」に没頭。
ばななは文章を心の中で紡いでいる感じがする。
あとがきは余計だったけど・・。
周りの人達のつぐみを思う気持ちに涙でそうになった。
遅く家に帰りついたら、母から荷物がきてた。
どうやら僕の誕生日に間に合わせようとしたのに、10日ばかり彷徨って僕の部屋についたようだった。
中に、あまり手紙など書かない母の手紙。
ぼくの生れたときにどんなに感動したかが綴ってあって、読んでたらいっぱい涙がこぼれたよ。
HPのリンクの話ですが、こんなHPでよいのでしたら、どうぞつなげてください。
ダイアリがメインになりつつありますが(笑)、他のも少しずつ増やしてくつもりです。
2000年2月16日(水)
月曜から飲んだせいか、さっさと寝ないせいか、お昼も眠い。
都庁の小机で書記なのに眠りそうになったよ。
今日は12時半には寝よ。ぜったい。
明日はまた2時間かけて客先だしね。
2000年2月15日(火)
客先で出たシステムのエラーを社内で検証しようとしたのだけど、
全く同じ環境にしたのにエラーにならない!
う〜む、何がおかしくないのだろう??
弟からメールきた。
広大な西アジアの空、いかめしい老人、衣から強い瞳を覗かせる女の人・・・。
(あくまで私個人の想像)
2000年2月14日(月)
客先作業して飲んで帰るというサラリーマン的生活。
ヴァレンタインのヴァも関係しない一日・・と思いきや、
天使がまってました☆
ありがとう。
2000年2月13日(日)
ケーキを手土産に札幌時代の友人の家にいった。
東京のはずれで、雑木林があり、畑があり、ゆっくりとした時間の流れがあった。
旧正月を祝う料理をご馳走になる。
久しぶりに心が開放されて、くつろげた。
電車の中では数年振りに吉本ばななの「哀しい予感」読む。
文章に技巧はないけれど、行間から優しさがにじみでてくるようないい文章。
久しぶりに感性の泉が湧いてきた。
普段の生活の中でばななの本の世界にある優しさとか繊細さみたいなものを持ち合わせようと思ってもなかなかそうはいかない。
はっきりいってしまえば仕事なんて出来なくなっちゃうかもしれない。。
でもやはりそうした優しさは大事だし、それを失ってまで生きていてもあまり意味がないのかもしれない。
大学のときは、吉本ばななの本に出てくる男の子みたいに優しくて感性のあふれる人になりたいっていつも思ってた。
ある意味、学生時代はそういう男の子である要素があったと思うけれど、その繊細さが弱さ的なものにつながってしまっていたような気がする。
社会人であるぼくがばななの男の子のようになるには、
僕自身が強くならなければならないと思う。
森の大樹が生けるものに優しいのは、それは彼自身が強いからなんだってこと。
強くあること、優しくあること。
音楽流してみました♪
試験段階ですが・・・
今鳴っていない場合はしばらく待つと・・ほらね☆!!
何の曲かわかります?
ただファイル重くて、軽くする方法わかる方、教えて下さい。
2000年2月12日(土)
葛西臨海公園の水族館いってきました。
やーペンギンってあんなに早く泳ぐのですね。
夜は大学時代お世話になった先輩と飲んで、うちに泊まっていった。
MP3とHPへの貼り付け方(めちゃくちゃ、簡単)教えていただいたので近いうちに音楽流してみるかも・・。
2000年2月11日(金)
picnicさんのHP公開されたから見てきた。
や〜、カッコいい。
惚れました。
ぼくも少しはデザイン考えないとな。
少しずつぼくはやっていこう。少しずつ。
今日は会社いって昨日の分、取り返してきた。
地道にやってこ。
ローマは一日にしてならず。
パキラは一日にして大樹にならず・・と。
早速、いじってみた。子供と一緒だな(笑)
ものとテーブルは使いようって気もする。
今日はお勧めの「HTMLデザイン辞典」を購入。よーし・・。
ちなみにここまで使ってきたのは、ローカス社の「チャレンジHomePageプログラミング」
2000年2月10日(木)
昨晩、お腹を下し、大変な目にあった。
結局今日は会社いってなかったりする。
連休中に1日出て、月曜の客先作業の準備しなきゃ。
お腹は一応落ち着き始めてきたから、ビデオで映画みて、本読んでのんびり過ごそう。
それにしても昨夜食べた何が悪かったのか。
スパ?ケーキ?ナッツ?ワイン?そらまめ(怪しい。)?
2000年2月9日(水)My Birthday!!
そしてまた一つ齢を重ねた。
家族と暮らしてたときは母親が腕をふるってくれたけれど、
友人達と暮らしてたときはケーキを買ってきて祝ってくれたけど、
ひとりくらしだと物理的には何も起こらずに一日が過ぎるのかな。
と思ってたら、電話で友達が来てくれるって。
感謝。感謝。
パキラは美しく年輪を重ねたいと思う。
大樹になれる日を夢みながら〜☆。
2000年2月8日(火)
ひさしぶりの雪。
心にふりつもる雪。
大地を全て覆い尽くせ。
ただ魂は静かに呼吸するのみ。
2000年2月7日(月)
会社帰りの道の酒屋にぶらりと入って、ワイン買ってきた。
酒屋といっても輸入ワインなんかを取り扱ってるような感じの酒屋。
けっこう安いワインが店頭に並んでてけっこう目をつけてた。
ワインのワもわからない人間だから、名前を見て考える。あと瓶のデザインとか。
そこで春樹氏が本で触れてたキャンティーワイン(イタリア中部)を発見。
さっそく購入。
暗くなった目黒川沿いを「大人」気分で歩く僕は子供かもね。
2000年2月6日(日)
ワイン飲みながら週末の締めくくり。
僕は地図を見るのが結構好きで、色々な魅惑的な地名を見つけてはそこに思いを馳せたりする。
最近は地中海周辺の地図を見ては、ここからこの街に抜けてと勝手に自分で紙上の旅をしてしまったりする。
それを中学校の時の社会地図でやっていたのに、友達が見かねて、誕生日(2.9)プレゼントにアトラスの世界地図帖を贈ってくれた。
装丁がしっかりしていて、深いブルーのデザインも素敵だ。
さらに洒落たデザインの時計までもらってしまった。
手作りのグラタン一緒に食べてたら幸せこの上なし。
神様ありがと。。
2000年2月5日(土)
サニーデイサービスは高らかに晴れた空に歌い、植物たちは朝の光をめいいっぱい浴びている。
珈琲のみながら、のんびり。
学生に戻った気分。
昨夜はチャット(J's BAR)に初参加。
始めは誰と話すべきなのかもわからないほどで、聖徳太子もお手上げでした。
夜深くなるにつれて、人が少なくなった分、会話が成り立って楽しかった。
芯(こころ)のある素敵な女の子(Mさん)なんかもいて、刺激的でした。
東京来てから、ひとりとしかずっと話してこなかったから、大変嬉しかった。
今日は代官山デート。(^^
流れ星が動きます。お願いしたらかないます。なんてね。
JAVAじゃなくてもこんなことできるのですね。
(技術指導はpicnicさん)Gracias!!
2000年2月4日(金)
村上春樹恐るべし。
「遠い太鼓」を深く読み進めていくうちに僕の中のある感情が抑えきれなくなってきた。
「イタリアに行きたい!」
うん、すごく解りやすい脳回路だこと。
僕のシナプスはとっても素直。
帰りの電車から降りて小さな本屋に立ち寄って買ったのは・・
イタリアのガイド本であります。
早速目を通してたらもっと行きたくなってきた。
繰り返しますがシナプスは単純なのであります。
お昼は久しぶりにイタ飯屋へ。
といってもいつも食べるのは日替わりなのであります。
たまにはワインなんか飲みたいような気もするけどね。
夕食は春色のキャベツとベーコンのスパにビアに・・ミーシャです。
始めサニーデイサービス(お気に入り)を聴いてたのだけど、スパを茹でるという行為にはミーシャがぴったり。
お試しください。
一度くらいライブいってみたいなー。
2000年2月3日(木)
おっ節分だね。
今夜はアサリ買ってきて、クリスマスのワインの余り使って、ボンゴレ。
まあまあ美味しかった。
で、スパゲティ茹でるとやっぱりビア。そしてミーシャ。
幸せですね。
イタリアにいったらスパも色々食べれるね。(強い願望)
春樹氏曰く、トマトやホウレンソウの味がもっと野性味があるらしくて、素材の美味さがプラスされるらしい。
あまり飼いならされすぎた日本の野菜たちも考えものだよな。
掲示板つけるの難しい。溜息っす。インタラクティブへの道遠し。
2000年2月2日(水)
先日、仕事で横浜にいったときに買ったピータンなる食べ物を初めて食した。
知らない人のために書くと、恐らく土の中で卵を蒸して作った蒸し卵みたいなもので、卵黄は墨のように黒い。
ぼくはその存在をずっと知らなかった。
夕食のときに勇気を出して、まず卵の外部を覆っている土を落とし、灰色のプラスチック的な殻を割り、中の黒い物体を齧った。
う〜〜〜。
もう絶対食べることはないでしょう。
2000年2月1日(火)
忙しかった1月も終わってほっと一息。
早めに帰れると何だか心も身体も余裕ができてくる。
今はぐつぐつと野菜スープを煮込んでいるところ。
隣の席の係長さんに3人目の子供さんがそろそろ誕生するそうだ。
自分の子供が出来る気分って、新しい生命が出ずる気分って、どんなものだろう。
とても優しい気持ちで心が満たされるんだろうね。
帰りの電車にはお腹の大きな女の人。
それは優しさの大きさなのかもしれない。
HPにフレームをつけました。(自分に拍手。。)
2000年1月31日(月)
弟からメールがきた。
いよいよヨーロッパとアジアの境まで来たようだ。
ほんとに羨ましい。
僕も数年のうちに長い旅に出たいな。
まだ見ぬ街に人・・。
たとえその旅が徒労の旅になってもぼくはいつか出なきゃいけないと思う。
今は通勤電車の中で春樹氏のイタリア・ギリシャ行を読むのみ。
2000年1月30日(日)
HPにはカウンターを設置。掲示板はもうひとつ。
ビル・エバンスのピアノ聴きながら、自由が丘で買った歪なグラスでビア飲んでる。
今日は友達と三軒茶屋から路面電車乗った。
明治か大正か知らないけど、それはハイカラという言葉が似合う電車だった。
チーン、ゴトゴトと世田谷の町中を抜けていく。
豪徳寺周辺を散策。
降りたら、すごい懐かしい気持ちでいっぱいだった。
郷愁みたいなものを何かがかきたてているようだ。
烏が昔話の効果音のように鳴き、秋風みたいな冬風が吹いた。
最後に駅前でトンカツ。
どうも最近知らない街にくるとこれを食べる習慣がついてきた。
今回のは胡麻の入ったソースを卓上の壷からカツにかける仕組み。
満足です。
安心しきった僕は「ねじまき鳥」読む友達にもたれかかって電車ではずっと寝てたのでした。
これで1週間のアクセス数がわかるけど、ほとんど誰にも言ってないから増えてたら奇跡かも!?
2000年1月29日(土)
表参道のスパイラルで待ち合わせ。
時間あったので渋谷から宮益坂上っていく。
この辺の建築物は国連大学本部の凸型を代表になかなか面白い。
青山学院大学も興味深深。
こんなとこの大学生はやっぱり違うんだろうね。
色付きグラスかけて紫煙揺らして、はははって笑うんでしょう。
バンカラ学生は間違ってもいないんだろうね。
渋谷でVBなるソフト買う。
アカデミックパックだと1万円ちょっと。それがつかないとなんと8万円!!
(でも今考えるとそんなに高くなかったかも4万くらいだったかも。それでも同じか?)
こんなことってあるかよ!
仕方がないから学生ということにした。
まー学生みたいなもんだよ。きっと。
2000年1月28日(金)
今夜はスーパーもクリーニング屋も開いてる時間に帰ってこれた。
ビール飲みつつ、bird聴きつつ、ビーフシチューなんか作ってたらようやく人間に戻った気がしたよ。
休みはきっちり2日もあるし、ご機嫌。
やっほー。
残業漬けなら早く帰れるだけで喜べるし、
捕虜収容所にいたことあるなら自由ということで喜べるし、
野獣にされちゃった人なら人間であることで喜べるのです。
ということで皆さん喜びましょう。
僕の今週末はHPの建設でもして、デートでもできたらパーフェクトということにしとこ。
2000年1月27日(木)
忙しくて2週間会えなくて、ただ真夜中の電話だけ。
心の泉は枯れはじめ、信頼すら得られない。
受話器の向こうに語る言葉も闇の中に消えていくのみ。
唇からでてくるのは心ではなくてただの言葉なんだろ。
2000年1月26日(水)
世の中の人は大概眠ってるんだろう。
縦軸に眠ってる人の数、横軸に時間をとって、対数グラフ作ってください。
そのグラフがX軸と限りなく平行になりそうな時間がやってきますね。
今がその時間です。
コンビニ弁当は嫌なので会社の横のベーグル屋利用。
ベーグルって美味しいけど、札幌にはなかったよなー。
これって90年代後半になって日本に入ってきたのかしら??
って今電話で話したら(覚えておいてください。東京ではこんな時間に友達と電話するのです。)
「わたしが一番好きなパンだっていつも言ってるよね。」
だってさ。初めて聞いたよそんなこと。メモメモ。
2000年1月25日(火)
う〜む、今夜も終電だった。
う〜む。
夜になっても私達は拾うのに忙しい
人はすべていやしい生れなので
樹のように豊かに休むことができない
by 谷川俊太郎
樹のように・・・なのにね。
by パキラ(失格)
2000年1月24日(月)
昨夜はけっこうやばかった。
お風呂から出たら、いきなりチフス並のひどい腹痛と貧血に見舞われ、びちょぬれの裸のまま、動けなくなったんだ。
死ぬかも。。と考えたら、せめて何か着とこうという意識だけは働き、濡れた体をパジャマに押し込んだ。
そのまま意識が遠のいてって、ベッドに倒れてて、2時間後くらいに彼女からのtelでどうにか元に戻った。
今日は絶対早く帰ろうと思ったけど結局会社でたの12時。
コンビニおにぎりかじりながら家路につく僕に未来はあるんだろうか?
2000年1月23日(日)
わおー、とうとう自分のHPもってしまった。
ボーナスで自分用のPC買って、J's Bar覗いてるうちに自分のHPもちたくなったのがちょうど1週間前。
残業→終電→不甲斐ないコンビニ弁当の日々が続いて、昨日も終電で帰ってようやくのお休み。
朝起きて、本見ながらHTMLをメモ帳に打って間違って、また打ってつくってみました。
FTP流してHPがネット上に出てきたときはちょっと感動でした。
カウンターとか掲示板も早くつくりたいなー。
午後は渋谷で大島渚氏の「御法度」観てきました。
音楽とたけしと的場氏の演技は良かったけど、う〜んもう一つ。
武田くんはちょっと軽く演じすぎたのでは?
以前ビデオでみた大島作品でみたような人間くささ(僕は別にそれは好きじゃないのだけど)が、消えて妙に現代的にさっぱりしすぎだったのでは?
最後の桜の木を切るシーンは綺麗でした。
映画館の隣の席に上映間際にやってきた3人組がいて、やたら笑ってたのですが、帰り際に見たら、今田耕二さんでした。
やっぱり東京なのだな〜。
春樹氏の新刊「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」と「遠い太鼓」を帰りにゲット。
今年の夏は是非イタリアかギリシャに行くのだ。
・・・と早くも考えているのです。
夕食はほうれん草入りのスパつくって、ビア飲んで、ミーシャ聴きつつ食べて、スターバックスで買ったコーヒー食後に飲めば、・・・・幸せ。
最後に気づいたけど、ダイアリと銘打ちながら僕は丁寧語で書いてるのだなー。