2004年12月28日(火) |
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ふらふら頭で起き上がって、プリンタのインクジェット買いに出かけた。電器コーナーを眺めていたら、家庭用の生ゴミ処理機というものを初めて見かけた。一人暮らしだからそんなに生ゴミが出るわけではないけど、欲しくなったよ。その前に朝壊れてしまった炊飯器の代えを買わなくては。
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2004年12月27日(月) |
仕事おさめ。解放感も手伝って、アイリッシュバーで飲みすぎたよ。 |
2004年12月26日(日) |
トラブルなく4日間おわり。暇な時間をつかってジェンダー論の教科書を読破。概論を読むと、掘りすすめたくなる。 |
2004年12月25日(土) |
ふつうによいイブだったかな。来年には忘れているンじゃないの、なんて言われてしまったけど。プレゼントにネクタイもらって今日はそれつけて仕事してました。 |
2004年12月23日(木) |
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澄んで乾いた冬の空気。さぁて今日からスクーリング対応。若干のトラブルもあったけど、すべて予測内の出来事で初日突破。今回は上司は別のところにいるので、ひとりのおつかいという感じでリラックスじゃなかった、緊張しなっきゃね。
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2004年12月22日(水) |
ヘアカットして美容師さんと話すことしきり。はさみを使うとき、片方の指は動かさないということを教えてもらったぜよ。 |
2004年12月21日(火) |
20、30代の職員飲み会の幹事。上下の関係なく意見を言い合える土壌のあるところがいいと思う。あんなに飲み会嫌いだった自分がこうやって人と人を繋ぐ緩衝材になっているところは我ながら成長したなって思うよ。 |
2004年12月20日(月) |
弟と電話で話していたら、彼がアン・サリーのファンでCDを全部もっているということ、を始めて知った。もう少し、他人が何に興味をもっているか知ろうとするべきだね。 |
2004年12月19日(日) |
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昨日もらったMD、アン・サリーの「ヴォヤージュ」繰り返し聴いてた。ボサノバなのだけど、すごい気持ちいい。メールで訊くまで、彼女が日本人だということが気づかなかった。職業はお医者さんなんだって。
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2004年12月18日(土) |
宮崎駿の「ハウルの動く城」。宮崎アニメにしては全体を流れるテーマが弱く、キャラクターやシーン相互の意味の連関性が弱いようにも思えたけれど、ふつうに楽しめました。最高傑作とはいえないけれど、それでも観終わった後、温かい気持ちになる。誰かを大切にしたくなる映画って、そうはたくさんないものね。 |
2004年12月17日(金) |
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吉田修一の「春、バーニーズにて」途中まで。この作家の描き出す世界観というのは、ソフィア・コッポラのロストイントランスレーションにも似ている。人間関係が非常に希薄で表層的であり、お互いに深いところまでいこうかなと思っても、やっぱりいけないよなといったような感覚。そうした人間と人間との微妙な距離を描いているように思う。彼らは、表層しか知らないのではなくって、深い関係というものを知っているのだけど、そこにはお互いを嫌なくらい知って(なんかオザケンの歌のフレーズにもあったね、こんなのが)、はじめて成り立つものだということを知っているから、なかなかそこまで踏み出すことができない。
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2004年12月16日(木) |
なぜか保健室の女性の送別会に呼ばれる。強風の中、自転車こぎこぎ裏路地のお店へ、すごく楽しかった。こんなふうにいつもリラックスしてなっきゃ。 |
2004年12月15日(水) |
後輩ができたおかげで仕事にすごく余裕がある、師走だというのにね。この分だと、多忙期も早く帰るという珍目標が案外楽に達成できるかも。 |
2004年12月14日(火) |
課の忘年会。いろいろ話して、しばし反芻。 |
2004年12月13日(月) |
「かたつむりな耳から顔をだしてみて」
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2004年12月12日(日) |
オープンキャンパス対応。高校生の進学相談してたけど、少女マンガみたいに希望で目がキラキラして、いいなぁって思ったり。そのまま、すべてがうまくいくといいんだけど。
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2004年12月11日(土) |
8つ上の従兄の結婚式で横浜まで。ちょっぴり感動して、涙が出そうになった。 |
2004年12月10日(金) |
むしゃさんに教えてもらったLOHASってなんかいい言葉だな、と思って、この機会だからマジメに分別に取り組むことにした。プラスチックをペットボトルとその他プラスチックに分けて、燃えるごみからざら紙と牛乳パックを救出して・・・、ってやってたら何かゴミ袋の数が増大してしまった。しかし、ちょっと星の王子様に近づいたような、ちょっぴりお利口さんになったような気がする。あと、コンポストとかあれば、燃えるゴミはほとんどなくなるんだけどなぁ。
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2004年12月9日(木) |
このところ、すばらしく早い時間に帰宅できるようになってきた。今日なんか18時前には家のホットカーペットに坐臥していたわけだからすごいよね。蓮根・里芋・牛蒡・鶏肉で煮物をつくったり、音楽聴きながら本を読んだり、ポテトサラダつまみながらビール飲んだり、ということで12月の夜はゆっくり深くなっていく。 |
2004年12月8日(水) |
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昨日のダイアリ、なんか他人事のように書いているけど、実は犬にはすごく会いたいって思ってる。今、一番会いたいものNO1かもしれない。犬は裏切ることを知らないから、すごく好きなんだ、と書いてみて、ちょっと僕はひねくれてるかもって思う。もし、この先、何かの拍子でシングルだったら、犬と一緒に暮らしたいなって思ってるくらい。
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2004年12月7日(火) |
母親からメールがあって、実家で買っている犬と猫のことが家族のように書いてあって、なんだかちょっと"しゅん"とした。犬は10歳になってこれまで病気知らずで親孝行だとか(完全に擬人化しているわけだなぁ)、猫は17歳になってテーブルに飛び上がれなくなって食べる量が減っていきなり100歳になってしまったようだとか。保坂和志の「カンバセイション・ピース」でも描かれていたけれど、飼っている動物たちと家族同様に触れ合っていると、彼らの年齢のとりかたが早いために死や生の局面に何度も立ち会わなくならざるえなくなり、そうしたことで一緒に住んでいるものたちへの愛おしさが高まり、生活を(あるいは家そのものを)こよなく愛することにつながっていくのだと思う。愛するものの死は、(意識的に)忘却することはできない過去を僕らの心の中に刻み込み、現在の生活に一体化していくのだと思う。人はそうしたことを繰返して場所や時間の流れそのものを受容していくのだと思う。 |
2004年12月6日(月) |
少し神経が高ぶっていたかも。カームダウン、カームダウン、カムホームダウン。 |
2004年12月5日(日) |
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熊本行ってきました。
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2004年12月3日(金) |
十年前、吹雪の無意根山、全く何も見えないホワイトアウトの中をラッセルしていた。夜、寒いテントの中で寒冷じんましんに悩まされ漠然とした不安に苛まれる
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2004年12月2日(木) |
仕事がいいイメージで動いている。アサインとスケジューリングがうまくいって、全体が信頼関係をもちながら、うまく機能しているような感じがする。昼休みに、みんなで歯磨きしながらもぐもぐ話していて、なんか楽しいなって思ったよ。
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2004年12月1日(水) |
「武器をまきちらす弱肉強食のグローバリゼーションと、平和と共生の市民社会・地域主義」
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2004年11月30日(火) |
スピッツの猫になりたい♪より猫になりたいくらい眠い。 |
2004年11月29日(月) |
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西川潤「世界経済入門 第三版」(岩波新書)。教科書的に現在の世界を経済という視点から解き明かしていくわけだが、意外にというのも変だけど面白い。巨視的な視点が身につくような本だと思う。経済学なんかも深く勉強すると面白いのだろうなぁ。 |
2004年11月28日(日) |
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散歩日和。原宿のDUCAFEでランチして、外苑のイチョウ並木歩いて、青山墓地で志賀直哉君を探せ!(結局わからず)。キルフェ向かいのdragonfly cafeでお茶して、吉祥寺のつるかめでさっぱりおでん。なんか幸せ度の高い一日だった。 |
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2004年11月27日(土) |
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リストのハンガリー幻想曲、高音のピアノの連打に驚かされたり。大きな曲想の中にそれを取り込む妙がよいと思う。まるで心に水を張って、水面に細かな波紋をいくつも広げたような感覚。
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2004年11月26日(金) |
ランチタイムもとらないで、ぶっつづけに仕事をこなしていたら燃料切れでふらふら。飛行機創始時代に大西洋でもプロペラ機まわして飛んでいて、そのままパリの灯りはおろか陸さえ見ることなく、海に墜落したような心境。
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2004年11月25日(木) |
カニとホタテの会に呼ばれてすごくたくさん食べた。女性陣にももててハッピー。 |
2004年11月24日(水) |
ベランダに二日干したライオン毛皮のようなふかふかホットカーペットに座って、気分はもうインド商人。 |
2004年11月23日(火) |
劇団四季の「南十字星」。リナ役の樋口麻美さんの声がよく通って美しかった。歌もとても印象的なものが使われていた。踊りのほうは、インドネシアのものがよかったけれど、もっとよくできるような気もしたかな。保科勲役の阿久津陽一郎さんはいかにも好青年という感じではまり役だったかもしれない。ルアット(内田圭さん)やニルワン(藤川和彦さん)役もけっこうはまっていたように思う。
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2004年11月22日(月) |
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学会に顔を出す。株式会社大学がその経営戦略(顧客主義、コスト効率重視)にのっかって、これからの競争を激しくしていきそうな予感が事例発表からも伝わってきて楽しかった。それにしてもビジネスライクな人たちは熱いなと思った。
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2004年11月21日(日) |
福岡出張。仕事はうまくいったのだけど、ちょっと食べすぎて食傷気味。それにしても女性陣の第二の胃の容積たるや・・・。
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2004年11月19日(金) |
納豆となめこと長葱のスパゲッティという妙ちきりんなものを作って食べておなかいっぱい。明日は福岡だー。遊びじゃなくって、仕事だよ。汝(何時)寝坊するなかれ<自分に呪文>。 |
2004年11月18日(木) |
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目覚ましをOFFにして、何時かわからないままに目が覚めて、フトンから見える果てしのない空。まるで僕だけがこの星に取り残されたような寂しさがふと胸に起きる。
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2004年11月17日(水) |
ホットミルク飲みながら、はくしょんなんてやっている。 |
2004年11月16日(火) |
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ティム・バートンの「ビッグ・フィッシュ」。エンディング、思わず、涙、涙。愛する人のためにストーリーを編むことのなんて美しいことだろう。 |
2004年11月15日(月) |
メリーゴーランドくるくる回って、乾いた落ち葉が舞っていく。星の王子様みたいにマフラーなびかせて、夢見心地。そんな気分。 |
2004年11月14日(日) |
新宿の厚生年金会館で「オペラ座の怪人・ケンヒル版」。コメディタッチでつくられているのはいいけど、なんか中途半端かなぁ。どうせ喜劇的にやるならオースティンパワーズ・レベルまで冒険してもよかったんじゃないのかな。歌とカンテラの演出はよかったけれど、やっぱり脚本と脚色がね。僕がミュージカルに求めているものって、基本的に胸の底を揺さぶられるようなストーリーであり、歌であり、それを飾る舞台効果と衣装だから、うーんって。 |
2004年11月13日(土) |
記念式典のお仕事。入り口の前に立ってて、次々とやってくる来賓に対応してた。人生で一番、頭を下げた日かも。・・・それにしても笑顔がきれいなのって素晴らしいなぁ、遠くからぼんやりと眺めて、近くでいつもよりたくさん言葉を交わす。本当に欲しいのかわからなくって、ちょっと迷ってしまうね。 |
2004年11月12日(金) |
小津安二郎の「秋刀魚の味」。思った以上によかった。ここで描かれているのは、戦後の家族の関係性であり、娘の結婚相手を父親、兄が気を使って、相手の真意を問いただすといったような親密度の高い家族が描かれている。
家族の中の結びつきが強いために、娘が嫁に出た後の父親のショックは非常に大きい。今の日本では、こうした旧家族体系は少なくとも東京のような都市部ではほとんど残っていないように思う。そして家族の他に、会社の中での個人間のつながりが非常に強く、それも面白く観ることができた。会社と家族の存在の強さ、そして敗戦から立ち上がる姿(笠智衆は「負けてよかった」などと口にする)がこの時代の底に流れているものなのだろう。社会全体が敗戦を共有できている一体感も感じ取れた。
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2004年11月11日(木) |
R&B聴きながら夜の時間。女の人の柔らかな肌に触れるように夜にゆっくり身をとかしてみる。 |
2004年11月10日(水) |
頭の中がくしゃくしゃの毛糸玉になったみたいに眠いのです。今日は下のフロアの子と話をしました。ずっと僕の話をきいてにこにこしていて、話の終りが見つけれなくなって、思わず「今度遊びましょう」って言ったら「はいっ」て・・・。(つづく?) |
2004年11月9日(火) |
経営のシミュレーションの説明会。黙っているつもりだったのに、またしても質問していたり。経営学とかさくっと学んでみたいな。そうやって家帰って、読んでなかった朝刊広げたら、大学経営について学べる大学院が新たに開設されるなんてあった。興味津々。
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2004年11月8日(月) |
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気がつけば、あれから3年が経っているのだなぁ。いつの間にか、いろいろなものが遠く離れてしまったようだ。
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2004年11月7日(日) |
名古屋出張。完璧にこなせたと思うよ。
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2004年11月5日(金) |
後輩ができた。一生懸命ぶりがなんか好感もてる。お互い高め合えるような関係になれたらいいなぁ。 |
2004年11月4日(木) |
マシンガンみたいな速さで説明される今後の経営シミュレーション。すごいにゃーと思わず、傍観的仔猫になりそうなところに、とんでくる質問。 |
2004年11月3日(木) |
ほんとうに逢いたい人は別にいて、コスモスの咲く公園で逢う。
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2004年11月2日(火) |
王家衛の「天使の涙」観直し。
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2004年11月1日(月) |
夕方、ひさしぶりに恋わずらいみたいな変な感覚が胸に湧いてきた。枯れ井戸からゆっくり水が滲み出てきたような気分。そして、ちょっぴりくるしくなる。 |
2004年10月31日(日) |
王家衛の「2046」。期待を裏切らない出来ですばらしかった。
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2004年10月30日(土) |
雨の日はかたつむり。紅茶など飲んで雨音とつぐみの哀しそうなさえずりを聴いていると、自分の意識の中に、この世界が在るような不思議な感覚に襲われたり。ポール・オースター的だ。 |
2004年10月29日(金) |
ワイングラスを空にして、週末にゆっくり落下していく気分。 |
2004年10月28日(木) |
すべて順調。この前、文科省に出してダメだった計画を学内申請に切り替えて提出。今度はぜったい通る。そうして、もうその次の展開を考え始めている。僕は多分、物語をつくる力、ここでは企画力にあたるようだが、それにすごい長けているような気がする。それもできるだけ大きなものが。 |
2004年10月27日(水) |
指先は冷たくなって、かけあしの秋、身すくめる冬はもうすぐ。 |
2004年10月26日(火) |
面倒な仕事、さーっと片付けて
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2004年10月25日(月) |
週末遊びすぎた反動か、眠気の波がときたまやってきて、仕事の集中力がいまひとつ。それでも数字眺めつづけて脳が凝固しそうになる。夜はいつものとおりの気分転換。習い事っていうより、こりゃ遊びだなって思うよ。来年の8月のキャッツを取った。あまりに先過ぎて、その頃自分がどういう状態にあるか、とんと想像がつかなかったり。でもキャッツは観に行くのだ。 |
2004年10月24日(日) |
オペラシティでヴォルフガング・ティルマンス展。対象への直視が生み出す赤裸々な感覚、それをオブラートに包んでその下に隠されている対象を予感させる一連の写真群。この写真家は対象に生じる感覚の発現を捉えることに長けている。鮮明な写真の手前に引っかき傷のように現れる筋や墨絵のような渦、服の皺もそうした意味合いがあるように感じた。筋や渦や皺は僕らが対象にもちえる感覚であり、そのフィルターを通してその奥に潜む対象を見ているわけなのだ。鮮明な写真が多かったが、その鮮明度があがればあがるほど、僕らはその奥にあるものを透視しなければいけないのだ。・・と、そんな感想をもった。
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2004年10月23日(土) |
隣の豆腐屋にデビュー、昆布でだしをとって、いつもの八百屋で買ってきた青葱といっしょに湯豆腐にしたらすばらしく美味しかった。
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2004年10月22日(金) |
吉祥寺で夜デート。シャツもタイもちょっとクールにしてね。東急の裏って結構お店があって、新たな発見が多かった。悪くないかも、吉祥寺。 |
2004年10月21日(木) |
まるで笹薮に覆われた山道で白いガスに包まれたように眠いでござる。 |
2004年10月20日(水) |
寝坊。10分で身支度して家を飛び出て、オンタイムでぎりぎりセーフ。いったい何をやってるんだか。それをある人に話すと、私もそうだった、ってもしかしたら台風には深い眠りを誘発させる作用があるのだろうか?(反語) |
2004年10月19日(火) |
雨、雨、雨。
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2004年10月18日(月) |
八月さぼったおかげで耳が中国の博物館でみた餃子の化石みたいになっていたけど、どうにか少しずつ解凍されてきたみたいだ。
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2004年10月17日(日) |
帝国劇場で「ミス・サイゴン」を観劇。最後、周りの女性は涙ぐみ、筧利夫さんが囃したおかげもあってスタンディングオーベーションではあったのだけど、いまひとつ僕の胸には届かなかった。赤を多用した舞台効果や集団での鋭い動きのある踊りはよかったのだけど、どうも主役たる肝心の知念里奈さんがしっくりこなくって、歌手だけあって高音が存分に出るのだけど、うまく感情移入ができなかった。あるいはそれは、僕がベトナム戦争世代でもなく、子どもをもつ親心もわからないためなのかもしれない。
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2004年10月16日(土) |
渋谷で、マイケル・ウィンターボトムの「CODE46」。類似した遺伝子同士の結婚を禁止した法律(CODE46)のある近未来の世界を舞台にして、行きずりの恋愛を描いたのだが・・・。ウィンターボトムらしい、氾濫した光の見事な効果と豊かな世界観、サマンサ・モートンとティム・ロビンスの演技、さらにスタイリッシュな未来都市とくれば面白いはずなのに、肝心の脚本がいまひとつ。まずCODE46なる法律は、近親相姦等などから生じる病気を予防する意味から、まともな法律であって、別におかしいものではない。そして恋愛自体を禁止するものでないし、単に避妊してセックスすればそれで済むのであって、なぜわざわざ普通の恋愛において子どもをつくらなければいけないのかがよくわからない。どうせ描くのならば、内と外で別れている世界に焦点をおいて、その壁を越えるかどうかを恋愛の試練としたほうが面白かったのに違いない。もったいないなぁ。それでも、映像感覚がすばらしいので、観終わった後、渋谷にもいるにも関らず、世界の速度がすごい遅くなって、僕の目は瞬間瞬間をとらえることができるようになっていて、気持ちよかった。道玄坂の間に見えるほんのり赤く染まった雲の流れが美しかった。 |
2004年10月15日(金) |
給与体系が大きく変わるというので給与委員会にはじめて出た。資料のサラリーのダウンの幅といったらすごくって、途中から僕もかなり発言したわけ。帰宅して、よくよく数字を見ると、昇格を早くしていけば、ダウンというものはないから、問題ないといえばないのかな。逆に減らした分で留学の制度までできるみたいだから、いいといえばいいのかもしれない。何はともあれ弱肉強食の原理がこういう世界にも入ってくるわけだなぁ。
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2004年10月14日(木) |
明るいのに有無を言わさず直帰。17時にはスーパーの野菜売り場にいた。フキが食べたくなって、厚揚げと牛蒡でぐつぐつ。アスパラが食べたくなって、豚肉と茄子とシメジとピーマンで炒めて、最後は酢なんか入れてたり。飯田橋のおしゃれなカフェのランチの百倍美味しかった。最近、幸せ度が高い。キリンジの肩の力抜きすぎのとぼけた歌声聴いて、ビール飲んでるってわけ。 |
2004年10月13日(水) |
今夜は山中千尋さんの「Madrigal」。軽快な感じの曲もあって、峠道の緩やかなカーブの連続をドライブするのに合いそう。ところどころで音の調子を狂わせているせいで、胸にざわめきを覚えてしまうのが難だけど。
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2004年10月12日(火) |
山中千尋さんの「When October Goes」なんか聴いてる秋の夜。ちょっとセンチメンタルにでもなれるといいけど。
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2004年10月11日(月) |
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大阪にひとり旅行してきました。台風が来てるということで、飛行機が飛ばなかったら新幹線に変えようかと思ったのだけど、飛行機は余裕で台風を飛び越えて大阪へ。夜のニュース見ていたら、動かなかったのは新幹線のほうだったらしく、自分の強運さにも少し驚いた。
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2004年10月8日(金) |
上司と面談。高評価いただきましたです。11月から専任職員として新しい人(年下女性)が入ってくるらしいのだけど、面倒みてあげて欲しいけど仲良くなりすぎて結婚してやめさせたりしないでね・・・、なんて言われたよ。思わずのけぞったり。 |
2004年10月7日(木) |
この週末に、うちのオフィスにいる色白のすごく綺麗な子が挙式を沖縄であげることになっていて、ウェディングドレスは送るの?、とかキスはするの?とかふつうに聞いてたら、まわりの女性陣から思いっきり笑われてるし。けっこうマジメに会話してたつもりなんだけど。
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2004年10月6日(水) |
上司から後期の目標をたてるように言われて、トップにあげたのが「多忙期も20時で帰れるように仕事を分配してスケジューリングする」というもの。最近、仕事をふりわけるコツ(=自分でやれることは人に任せる)がわかってきて、うまく達成できるんじゃないかと思ってる。これができたら、どんな忙しい部署でも早く帰れる人間になれる!(もちろん、目標の意図は時間的余裕をつくって、+αを生み出すというところにあるんだけどね。) |
2004年10月5日(火) |
文章は客観的に書いてください、ときたものだ。
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2004年10月4日(月) |
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またしても定時帰り、雨に濡れて帰ってきて、ほんとうは行くところがあったのに、もう気が進まなくって、かたつむり。カレーをぐつぐつ煮ながら、考えている。煮るっていう行為は考えるっていう行為にとても似ているんだ。
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2004年10月3日(日) |
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雨の中、代々木公園の横を抜けてNHKホールでN響。ネルロ・サンティという恰幅のいいおじさんが指揮をしていた。たいしていい席を買ったつもりもないのに一番前だった。ただ音の聴こえが微妙によくなかったからそれが安いということなのかな。正確無比な演奏という感じだったのだけど、前半のロッシーニ(シンデレラ、セミラーミデ、ウィリアム・テル)はいまひとつ心に染み入ってこなかった。それでも休憩を挟んだ後のブラームスの交響曲4番の2楽章と3楽章あたりのバイオリンの爪弾きのところなんかがよかった。帰りはシャツやらトレンチコートやら買って散財。僕って女性が趣味にショッピングって書くような、ちょこちょこ楽しむような買い物ってできないみたいだ。
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2004年10月2日(土) |
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渋谷Bunkamuraで野田秀樹・作演出の「赤鬼」(日本バージョン)を観てきた。4人の出演者が狭い舞台の上を軽快に走り回り、そこに巧みなセリフがばらまかれ、笑いの絶えないつくりとなっていた。最後はきちんと盛り上げて、胸にじぃんと残るものがあった。さすがとしか、いいようのない舞台だったし、賞賛に値すると思った。今回はロンドンバージョン、タイバージョンも行われたそうだから、そちらも観るんだったとちょっと後悔すらしてしまった。野田さんの演技はうまく肩の力を抜いていて、あまり観たことがない類のもので驚き面白かったし、小西真奈美さんも細い手足で見事に演じきっていた。小西さんはこれまで写真くらいでしか観たことがなくって、正直あまり魅力も感じなかったのだけど、ちょっと評価が変わったように思うよ。
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2004年10月1日(金) |
定時でさっさと帰ってきてしまいました。エレベータで先生と会ったら、「もう帰るんですか」ってすごく驚かれた。おかげで夕方がすばらしく長くて、冷蔵庫からブドウを出して食べていた。このブドウがすごく甘くて美味しいの。ブドウってこんなに美味しかったっけ、って舌が驚くほどに。 |
2004年9月30日(木) |
あっという間に9月も終わったなと思ったのだけど、日記を眺めると案外いろいろなことがあったのね、って思っちゃう。最近、毎日がふつうに楽しい。ずっとこんな感じでパレードみたいに天国まで続いていたらいいなぁ。 |
2004年9月29日(水) |
学生時代の部誌に、文章を書くことになった。当時、主将を務めていたのだけど、その前に大きな事故があって、大きな喪失の中から始まったということがあって、それを振り返るのは楽しいというよりかは、幾分深い穴の中を覗きこむような作業みたいなんだ。 |
2004年9月28日(火) |
いつもの八百屋で大きな梨を買って来た。リンゴはどうだい?って訊かれて、いやリンゴはそんなに好きじゃないです、って答えたら、「そういう人には食べてもらわなきゃ」って食べさせられたよ。ここの八百屋さんは野菜と果物に妙に愛情があるように思う。行くたびに、この野菜はこういうふうに食べるとうまいんだよ、と説明してくれるんだもの。 |
2004年9月27日(月) |
世の中には自分よりずっとアグレッシブな人がいて単純に驚く。その彼は営業をやってるということで、仕事では多分あなたよりずっと苦労してると思いますよ、なんて言われた。その裏返しとしてアグレッシブさを生み出す自信があるということなのかな。まぁ兎に角いろんな人と関っていこうっと。 |
2004年9月26日(日) |
渋谷bunkamuraで「グッゲンハイム美術館展」。GWのとき行ったのだけど、あの蝸牛型の若干傾斜のある建物で観るよりかは観やすいような気がした。ボナール「庭に面した広いダイニング」、カンディンスキー「雨の風景」、ミロ「絵画」なんかがよかった。
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2004年9月25日(土) |
空腹の朝を迎えて、気分もそんな感じ。昨日は午前中からなぜかすごく緊張していて、その理由が実は自分でよくわかってなかった。結果を知って、落胆した瞬間に、その緊張感のようなものが違うものに変質して、それであぁ僕は発表自体に対して緊張していたのだと知った。
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2004年9月24日(金) |
「落胆デイ」
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2004年9月23日(木) |
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同年代の職員仲間を誘ってサッカー観戦。FC東京VS浦和レッズ、味の素スタジアム。初めてのJ1観戦で、どうやってチケットを購入したらよいのか等々、疑問がつきなかったが、とりあえず試合開始の3時間前にスタジアム前で待ち合わせ。既に安い席が売り切れてなかったので、一番高いSS席(6000円)を購入。味の素スタジアムは観客席とグラウンドが近く、結構臨場感がある上に、一番いい席だから試合全体を眺めることができた。FC東京のホームゲームにも関らず、浦和の応援が試合開始前から鳴り響く。始め連勝中の浦和を応援するつもりが、なんだか浦和サポーターの集団の迫力に押されたのと、昔コンサドーレにいた若手のホープFC東京の今野選手を応援しているうちに、試合の終りにはFC東京のほうに声援をおくっていた。ゲームもFC東京の勝ちということで、試合後妙に静かになった浦和席を横目に、拍手などおくってたわけ。味の素スタジアムは思った以上に近かったから、また行こうかななんて思っているのだけど、FC東京の欠点は華やかなスター選手がいないことかな。 |
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2004年9月22日(水) |
またしても上司が人員整理をしそう。上司は上司なりの評価の基準をもって人を見ていることにも驚くし、それを行動にできるところが凄い。多分、僕が今の仕事で好き勝手に泳がせてもらえているのも、この上司があってこそと思ってる。今後も失敗を恐れず、ますますチャレンジしたい。守りに入ったらおしまいだから、浦和レッズも顔負けの攻撃布陣でいきたいね。そろそろ予算申請の時期に入るので、なんか斬新で将来を先取りするようなアイディアを出したいな、というか出さなっきゃ。 |
2004年9月21日(火) |
水戸出張。舞踏会でもできそうなシャンデリア輝くホテルのホールで高校生とお話してた。しかし、関東の北側ってずっと同じ風景が続くような気がするのは気のせい?久し振りに通勤電車乗って、サラリーマンしたよ。 |
2004年9月20日(月) |
侯孝賢の「珈琲時光」。東京で生きるということを淡々と撮った作品。小津安二郎に捧げた作品というだけあって、(僕は小津安二郎の作品を残念ながら観たことがないからわからないけれど)昔ながらの茶の間の風景とかがやけに懐かしく覚えるのは、恐らくそのあたりからくるものなのだろう。全体的にあまりに淡々すぎてインパクトがあるわけではないのだけど、何度も映し出される東京の街と僕らがいつも乗っている電車の音と乗客のぼんやりした顔のせいで、観終わった後に、映画の中にあったものが自分の現在形の世界に流れ込んでしまっていた。そうして新宿の街をもう一度見つめ直したとき、自分の中で何か見え方が違くなっているのに気付いた。
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2004年9月19日(日) |
「冬に備えるために。」
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2004年9月18日(土) |
「詐欺師の気分」
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2004年9月17日(金) |
NYで同じ宿だった方のダイアリを読むにつけ、なんだかバイタリティにあふれていて、うらやましくなったり。
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2004年9月16日(木) |
そろそろここに配属になって一年がたとうとしている。こういうポジションでの仕事のやり方が段々わかってきた。遠目から仕事を振り分ける役に専念すれば、かなり楽。脳は使っても、手を使わないことが大事みたい。
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2004年9月15日(水) |
仕事に余裕ができてきて、かなり先のスケジュール調整までやっていた。
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2004年9月14日(火) |
午前中はタイムリミットに追われながら仕事をしていたおかげで夕方の時点ももう十二分って感じ。家帰って、空心菜と豚肉を炒めて食べたらすごく元気になった。空心菜って名前も絶妙の歯ごたえも好き。 |
2004年9月13日(月) |
自転車の車輪がまわるように一日が過ぎてゆく。だから、自転車乗りは自分が高校生のとき、何になりたかったか考えていた。 |
2004年9月12日(日) |
オープンキャンパスの進学相談ということで高校生と随分話をした。身体の底から泉が湧いてくるように溌剌としていて、話していて楽しかった。少し元気もらったような気がする。 |
2004年9月11日(土) |
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村上春樹の新作「アフターダーク」。
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2004年9月10日(金) |
メルヘンもファンタジーも枯れちゃって疲れてる夜。こんな夜にはきっと不思議な夢を見るのだと思うよ。夢って現実と仮想の水位を調節するためにあるんだもの。水門を抜けて、夢の世界へ、スローモーションの影絵のようになった僕は駆けてゆく。 |
2004年9月9日(木) |
スタートダッシュというか、うまくストライドが伸びていくような感覚で仕事はじめ。その分、脳を使っていたのか、帰ってからソファに座ってたら誰かに押さえつけられるような暴力的な眠気に襲われた。 |
2004年9月8日(水) |
たっぷり睡眠をとって、明日からの仕事はじめも万全。また、いろいろなチャレンジをしてきたいと思うよ。 |
2004年9月7日(火) |
さて、ポルトガルから帰ってきました。暑いのかと思ったら、大体20℃〜25℃程度で涼しかった。いつものように、気の向くまま町から町へと歩きまわったけれど、日程が短くていくつか見るべき町を見れなくって残念。帰りの飛行機で(これもいつものように)お腹が痛くなったものの、太陽の日差し浴びて、大西洋も眺めて、元気、元気。今は洗濯機まわして、烏龍茶飲んでくつろいでるってわけ。 |